マッコイ・タイナーが亡くなった。
ピアノのマッコイ・タイナーが亡くなられた。81歳だとか。
ジャズを聴き始めたころ持っていたレコードは5枚ぐらいで、そのなかにインパルスのコルトレーン・アット・バードランドがあって、これがマッコイを本格的に聴き始めたきっかけで、なかでもアフロ・ブルーが好きで、持っていたレコードも少なかったこともあって、それこそ擦り切れるほど聴いた。
コルトレーンもすごいが、マッコイの怒涛のようなピアノが好きだった。この後ぐらいから世の中のテナー奏者はコルトレーン風に、ピアニストはマッコイ風になって行った。ただ、歳をとるごとにハードなジャズはきつくなっていき、その後はほとんどターンテーブルに乗る機会も減っていた。
それから数十年たって、レコードの買い付けでシアトルに行ったとき、現地のジャズクラブにマッコイが出演することを知って行ってみた。久しぶりに見たマッコイはインパルス時代のがっちりした体形は消えていて、やせていて、元気もなさそうだった。あまりもの変貌ぶりに演奏もほとんど耳に入ってこなかったと思う。同じテーブルに座っていた人の話では、当時マッコイは糖尿病をわずらっていたようなことを言っていた。
改めて最近のマッコイを調べてみると、やはりかなり痩せていて、歳もとられたみたいだ、当たり前か。
追悼のつもりで改めてコルトレーン・アット・バードランドを聴いたのだが、やはり今でも名演で20代の自分が思い出される、それにしても、これでこのカルテットの全員が亡くなられてしまったことになる、合掌!
2020.3.8 ワタナベ
ジャズを聴き始めたころ持っていたレコードは5枚ぐらいで、そのなかにインパルスのコルトレーン・アット・バードランドがあって、これがマッコイを本格的に聴き始めたきっかけで、なかでもアフロ・ブルーが好きで、持っていたレコードも少なかったこともあって、それこそ擦り切れるほど聴いた。
コルトレーンもすごいが、マッコイの怒涛のようなピアノが好きだった。この後ぐらいから世の中のテナー奏者はコルトレーン風に、ピアニストはマッコイ風になって行った。ただ、歳をとるごとにハードなジャズはきつくなっていき、その後はほとんどターンテーブルに乗る機会も減っていた。
それから数十年たって、レコードの買い付けでシアトルに行ったとき、現地のジャズクラブにマッコイが出演することを知って行ってみた。久しぶりに見たマッコイはインパルス時代のがっちりした体形は消えていて、やせていて、元気もなさそうだった。あまりもの変貌ぶりに演奏もほとんど耳に入ってこなかったと思う。同じテーブルに座っていた人の話では、当時マッコイは糖尿病をわずらっていたようなことを言っていた。
改めて最近のマッコイを調べてみると、やはりかなり痩せていて、歳もとられたみたいだ、当たり前か。
追悼のつもりで改めてコルトレーン・アット・バードランドを聴いたのだが、やはり今でも名演で20代の自分が思い出される、それにしても、これでこのカルテットの全員が亡くなられてしまったことになる、合掌!
2020.3.8 ワタナベ
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